シャカサバ!~社会科苦手を克服したい人へ~

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社会科「歴史」分野の苦手克服!(後編)歴史は「人間同士のドラマ」がある「エモい」科目だ!

みなさん、こんにちは!

 

前回のおさらいですが、社会科「歴史」は、

 

「論理的に考える力」

 

を伸ばしてくれる科目だ!ということについて語りました!

 

 

www.shaka-saba.com

 

今回は、社会科「歴史」は、

 

「頑張って行動するぞ!という意欲」

 

を伸ばしてくれる科目だ!

 

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ということについて説明します!

 

 

(1)ドラマや漫画は「エモーショナル」!

 

さて、みなさん。

 

皆さんは、

 

・ドラマ

・小説

・映画

・漫画

・アニメ

 

…などは好きでしょうか?

 

社会科は嫌い!」という人も、

ドラマや漫画などの「ストーリーものは好き!」、という人も多いでしょう。

 

 ドラマ、小説、映画、漫画、アニメ。

 

これらのストーリーには面白いもの面白くないもの

人それぞれ好みは色々ありますが、

 

特に面白く、自分の好みにぴったり合うものは、

ストーリーの展開にワクワクし、

人と人との熱いやり取りにドキドキする、という人が多いでしょう。

 

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そして見終わった後に、

心に「何か」が残ります。

 

その「何か」をもっと詳しく言うならば、

感動」であったり、「教訓」であったり、

何か不思議な「エネルギー」のようなもの。

…うまく言えませんが、そんな感じが残りますよね。

 

 ドラマ、小説、映画、漫画、アニメ。

それらはそのように感情が揺さぶられる

エモーショナル」なものです。

 

最近では、「エモーショナル」は日本語で形容詞化していて、

エモい」とか言ったりもしますね。

 

さて、皆さんはあまり感じていないかもしれませんが、

社会科の「歴史」も、

 「ドラマ、小説、映画、漫画、アニメ」のような「ストーリーもの」のように、

エモーショナル」…「エモい」ものなのです!

 

(2)歴史だって「エモーショナル」! 

 

そもそも歴史というものも、

ただ機械的な事柄が起こるだけのものではなく、

さまざまな人間が織りなす熱いストーリーなのです。

 

それに歴史というものは、誰かが空想で作ったものではなく、

現実に起こったことなのです。

(もちろん、後世の脚色もいくつかはありますが)

 

そういった過去、現実に起こったストーリーである「歴史」は、

私たちにいろいろなエネルギーを与えてくれます

 

頑張って行動するぞ!」という力はもちろんのこと、

人の心を動かすにはこうすればいい!」や、

このようにすれば人生成功するぞ!」など、

「歴史」は私たちに、たくさんのパワーを投げかけてくれます。

 

そういった本来ならば面白くてエモい「歴史」。

それをただ先生は無機質に(生き生きとしていないように)板書にまとめて、

その板書を生徒は書き写す…だけでは、

正直つまらないですよね。

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ただ事実を羅列(られつ・意味もなく並べること)する歴史だけでなく、

人間味あふれる「ストーリー」をもっと前面に出す歴史の授業を、

僭越(せんえつ)ながら(身の程をわきまえずの意味)言いますが、

先生方は心がけてほしい、と願ってやみません。

 

(3)人間味あふれるストーリー…北条政子の「承久の乱

 

それでは、最後に1つ、

歴史で心に残るであろうストーリーを紹介して、

終わりにしたいと思います。

 

それは、北条政子の「承久の乱」の際の演説です。

 

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 北条政子は、尼将軍と呼ばれ、

歴史上でも「強い」と呼ばれる女性です。

 

源頼朝の妻として有名でありますが、

その中でも有名なエピソードとして、

承久の乱(じょうきゅうのらん)の時に、

御家人を奮(ふる)い立たせた演説は有名です。

 

承久の乱とは…

1221年、後鳥羽上皇鎌倉幕府を打倒しようと兵を挙げた乱のこと。後鳥羽上皇は破れて、

隠岐に流されてしまった。

 

「皆、心を一つにして聞きなさい。」

「お前たちは平家のもとではようにひどく扱われていたが、

今は奴隷(どれい)のようにこき使われることはなくなり、良い暮らしができるようになった。」

「頼朝公があなたたちに与えた恩は山よりも高く、海よりも深い」

「今こそ頼朝公への御恩を返す時である」

「もし朝廷側に付く者があれば、今すぐ申し出なさい」

 

御家人はこの演説で涙を流し、

命をかけてでも幕府を守るぞ!心に誓いました。

 

まさにドラマですよね。

 

また、ドラマ性を感じられるのはこの演説の一点だけではありません。

 

北条政子は頼朝をずっと支え続けてきた人物です。

頼朝が生きているときも、亡くなった後もずっと裏で幕府を支えてきました。

 

この言葉を御家人に投げかけた北条政子の人生にもまた、

ドラマが隠れているのです。

 

そんな北条政子が言った言葉だからこそ、

御家人たちはその演説に深く感動し、涙したのでしょうね。

 

他にも、歴史にはいろいろな人間味あふれる、

ドラマがたくさんあります。

 

当ブログでは、そのドラマを交えたうえで、

また、社会科の歴史について、

深~く語っていこうと思います。

 

今回は以上です!

 

次回は社会科「公民」の、

役に立つところ」「魅力的なところ」について、

話していきます!

 

それでは、

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました!!